MongoDB(モンゴDB)は、Server Side Public License (SSPL) で提供されるドキュメント指向型データベースです。
開発とサポートはMongoDB Inc.が行なっています。
今回は、MongoDBのコマンドについて以下の観点で説明します。
SSPLとは、ソフトウェアやそのコードなどの利用、修正、配布を認めるオープンソースライセンスではあるものの、ソフトウェアの機能を第三者にサービスとして使用させる場合、商用ライセンスを購入するかサービスのソースコードを公開しなければならないというライセンス形態のことです。
ここでは、MongoDBについて以下の観点で解説します。
- RDBとMongoDBの要素の比較
- データベースの操作
- コレクションの操作
- ドキュメントの操作
RDBとMongoDBの要素の比較
MongoDBの構成要素は以下で、それぞれ、RDBのdatabase、table、row、column、index、primary keyに該当します。
- database
- collection
- document
- field
- index
- _id field
なお、_idには自動的に一意な文字列が採番されます。
データベースの操作
データベースの表示。
データベースの作成。
データベースの選択。
データベースの削除。
コレクションの操作
コレクションの表示。
コレクションの作成。
コレクションの削除。
ドキュメントの操作
挿入
更新
フィールド名1が値1のコレクションすべてのフィールド名2の値を数値2に変更する場合。
multi:trueを指定しない場合、最初に見つかったコレクションのみ適用されます。
全件削除
特定削除
フィールド名が値のデータを削除。
全件検索
条件検索
特定のドキュメントを取得。
ある値より大きいデータの取得。
ある値以上のデータの取得。
ある値より小さいデータの取得。
ある値以下のデータの取得。
ある値と同等(==)のデータの取得。
ある値と同等ではない(!=)データの取得。
値1または値2であるデータを取得。
値1または値2ではないデータを取得。
以上、今回は、MongoDBのコマンドについて解説しました。