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BSCの例

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ここでは、BSCの例を示します。

矢印「→」は因果関係の方向を示します。

財務の視点

財務目標

企業価値

戦略目標・項目 企業価値
因果関係(→ 上位目標)
結果目標(率) ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 ー
原因目標(量) ー
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) ー

スループット

戦略目標・項目 スループット
因果関係(→ 上位目標) → 企業価値
結果目標(率) ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 ー
原因目標(量) ー
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) ー

生産性

戦略目標・項目 生産性
因果関係(→ 上位目標) → 企業価値
結果目標(率) ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 ー
原因目標(量) ー
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) ー

顧客の視点

顧客価値

ユニットエコノミクス

戦略目標・項目 ユニットエコノミクス
因果関係(→ 上位目標) → スループット
結果目標(率) ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 ー
原因目標(量) ー
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) ー

顧客価値の実現度合

戦略目標・項目 顧客価値の実現度合
因果関係(→ 上位目標) → ユニットエコノミクス
結果目標(率) ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 ー
原因目標(量) ー
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) ー

ユニット数

戦略目標・項目 ユニット数
因果関係(→ 上位目標) → スループット
結果目標(率) ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 ー
原因目標(量) ー
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) ー

製品価値(StrategicGoal)

製品価値の提供(利用)度合

戦略目標・項目 製品価値の提供(利用)度合
因果関係(→ 上位目標) → 顧客価値の実現度合
結果目標(率) ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 ー
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 ー
原因目標(量) ー
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) ー

内部プロセスの視点

戦略目標(StrategicIssue)/価値を届ける活動

製品の納期

戦略目標・項目 製品の納期
因果関係(→ 上位目標) → 製品価値の提供(利用)度合
結果目標(率) 納期遵守率
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ納期を守れないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どの工程・ルール・能力を変えれば守れるか?
原因目標(量) 製品納期改善数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 受注→調達→生産→検査→出荷の回転率を下げる制約は何か

製品の価格/コスト

戦略目標・項目 製品の価格/コスト
因果関係(→ 上位目標) → 製品価値の提供(利用)度合
結果目標(率) 価格受容率(提示価格で受け入れられた件数 ÷ 価格提示件数)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜこの価格を受容しないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どんな価格・料金体系・価値提示なら受容するか?
原因目標(量) 製品価格改善数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 市場分析→原価分析→価格設計→承認→適用の流れの回転率を下げる制約は何か

製品の品質

戦略目標・項目 製品の品質
因果関係(→ 上位目標) → 製品価値の提供(利用)度合
結果目標(率) 製品稼働率
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ故障・停止するのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 何を変えれば故障を防止・復旧を高速化できるか?
原因目標(量) 製品品質改善数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 障害把握→原因分析→改善→テスト→反映の流れの回転率を下げる制約は何か

製品の機能

戦略目標・項目 製品の機能
因果関係(→ 上位目標) → 製品価値の提供(利用)度合
結果目標(率) 機能充足率(充足している要求機能数 ÷ 要求機能総数 × 100:適合性(Suitability)を測る指標)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 顧客の本当の課題・ニーズは何か?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どんな機能なら解決できるか?
原因目標(量) 製品機能改善数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 要求把握→設計→開発→テスト→リリースの流れの回転率を下げる制約は何か

サービスの納期

戦略目標・項目 サービスの納期
因果関係(→ 上位目標) → 製品価値の提供(利用)度合
結果目標(率) 納期遵守率
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ約束した時期までに提供できないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どの工程・資源・ルールを変えれば守れるか?
原因目標(量) サービス納期改善数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 受付→準備→実施→完了の流れの回転率を下げる制約は何か

サービスの価格/コスト

戦略目標・項目 サービスの価格/コスト
因果関係(→ 上位目標) → 製品価値の提供(利用)度合
結果目標(率) 価格受容率(提示価格で受け入れられた件数 ÷ 価格提示件数)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ顧客は価格を受容しないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どんな価格・料金体系・価値提示なら受容するか?
原因目標(量) サービス価格改善数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 顧客分析→価格設計→承認→提示→評価の流れの回転率を下げる制約は何か

サービスの品質

戦略目標・項目 サービスの品質
因果関係(→ 上位目標) → 製品価値の提供(利用)度合
結果目標(率) サービス品質適合率(定められたサービス品質基準に適合して提供できた割合)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ品質基準を満たせないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 何を変えれば安定して品質基準を満たせるか?
原因目標(量) サービス品質改善数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 問題把握→原因分析→改善→実施→評価の流れの回転率を下げる制約は何か

サービスの機能

戦略目標・項目 サービスの機能
因果関係(→ 上位目標) → 製品価値の提供(利用)度合
結果目標(率) 要求充足率(充足している要求機能数 ÷ 要求機能総数 × 100:適合性(Suitability)を測る指標)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 顧客の本当の課題・ニーズは何か?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どんなサービス内容なら満たせるか?
原因目標(量) サービス内容改善数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 企画→設計→試行→提供の流れの回転率を下げる制約は何か

戦略目標(StrategicIssue)/価値を伝える活動

販売の品質

戦略目標・項目 販売の品質
因果関係(→ 上位目標) → ユニット数
結果目標(率) 受注率
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ顧客は購入を決断しないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どんな提案・条件・説明なら購入するのか?
原因目標(量) 提案数・商談数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) リード確認→ヒアリング→提案→フォローの流れの回転率を下げる制約は何か

マーケティングの品質

戦略目標・項目 マーケティングの品質
因果関係(→ 上位目標) → ユニット数
結果目標(率) 転換率(B2Cも含む:コンバージョン率)、例えば、商談化率(主にB2B)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ顧客は関心を持たないのか/何に困っているのか。
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どんなメッセージ・コンテンツなら商談に進むのか
原因目標(量) プロモーション数・リード顧客数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 企画→制作→承認→配信→獲得の流れの回転率を下げる制約は何か

顧客活性化の品質

戦略目標・項目 顧客活性化の品質
因果関係(→ 上位目標) → ユニット数・ユニットエコノミクス(顧客単価)
結果目標(率) 追加受注率
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ既存顧客は追加利用しないのか/次のニーズは何か?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どんな追加価値を提示すれば利用を拡大するのか?
原因目標(量) クロスセル/アップセル提案数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 利用分析→対象抽出→提案→フォローの流れの回転率を下げる制約は何か

顧客維持の品質

戦略目標・項目 顧客維持の品質
因果関係(→ 上位目標) → 製品価値の提供(利用)度合
結果目標(率) 更新率・継続率・離脱率
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ顧客は利用をやめるのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 何を改善・支援すれば継続するのか?
原因目標(量) フォロー/サポート数・維持対象顧客数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 状態把握→問題検知→対応→フォローの流れの回転率を下げる制約は何か

戦略目標(StrategicIssue)/価値を創る活動

製品の画期的な品質

戦略目標・項目 製品の画期的な品質
因果関係(→ 上位目標) → 製品価値の提供(利用)度合
結果目標(率) 新品質目標達成率(達成した新品質要求数 ÷ 設定した新品質要求数)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ現在の品質水準では、顧客の新しい用途・成果を実現できないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どのような技術・設計・アーキテクチャなら、従来を超える品質水準を実現できるのか?
原因目標(量) 新品質仮説検証数(技術実験数、プロトタイプ検証数など)
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 新用途探索 → 品質要求仮説 → 技術仮説 → 試作 → 実験 → 評価 → 学習という仮説検証サイクルの回転率を下げる制約は何か

製品の新しい機能

戦略目標・項目 製品の新しい機能
因果関係(→ 上位目標) → ユニット数
結果目標(率) 新規価値仮説成立率(顧客による価値検証に成功した新規価値仮説数 ÷ 検証した新規価値仮説数)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 顧客には、まだ満たされていないどのような潜在的ニーズ・課題があるのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どのような新しい機能・製品なら、その潜在的ニーズを満たせるのか?
原因目標(量) 新規価値仮説検証数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 観察 → 潜在ニーズ発見 → 原因仮説 → 解決仮説 → プロトタイプ → ユーザーテスト → 学習の仮説検証サイクルの回転率を下げる制約は何か

サービスの画期的な品質

戦略目標・項目 サービスの画期的な品質
因果関係(→ 上位目標) → 製品価値の提供(利用)度合
結果目標(率) 新品質目標達成率(達成した新品質要求数 ÷ 設定した新品質要求数)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ現在のサービス品質では、顧客の新しい用途・成果を実現できないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どのようなサービス提供方法・プロセス・人材・技術なら、従来を超えるサービス品質を実現できるのか?
原因目標(量) 新品質仮説検証数(新しい提供方法の実験数、サービスプロトタイプ検証数など)
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 新用途探索 → 新品質要求仮説 → サービス提供仮説 → サービスプロトタイプ → 試行提供 → 評価 → 学習という仮説検証サイクルの回転率を下げる制約は何か

サービスの新しい機能

戦略目標・項目 サービスの新しい機能
因果関係(→ 上位目標) → ユニット数
結果目標(率) 新規価値仮説成立率(顧客による価値検証に成功した新規サービス価値仮説数 ÷ 検証した新規サービス価値仮説数)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 顧客には、まだ満たされていないどのような潜在的ニーズ・課題があるのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どのような新しいサービス内容なら、その潜在的ニーズを満たせるのか?
原因目標(量) 新規価値仮説検証数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 観察 → 潜在ニーズ発見 → 原因仮説 → 解決仮説 → サービスプロトタイプ → 顧客への試行提供 → ユーザーテスト → 学習の仮説検証サイクルの回転率を下げる制約は何か

学習と成長の視点

人的資本目標

ジョブの能力

戦略目標・項目 ジョブの能力
因果関係(→ 上位目標) → 戦略目標・結果目標
結果目標(率) ジョブ能力充足率(必要能力水準を満たした能力項目数 ÷ ジョブに必要な能力項目数)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ必要な能力を獲得できていないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どのような研修・OJT・実践・コーチングなら能力を獲得できるのか?
原因目標(量) 能力向上活動実行数(研修、OJT、実践、振り返り、ナレッジ共有など)
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 能力ギャップ把握 → 学習設計 → 学習 → 実践 → 評価 → 振り返りの仮説検証サイクルの回転率を下げる制約は何か

情報資本目標(App)

アプリケーションの品質

戦略目標・項目 アプリケーションの品質
因果関係(→ 上位目標) → 戦略目標・結果目標
結果目標(率) アプリケーション品質達成率(これは単一の「品質」ではなく、可用性、性能、機能適合性、使用性、保守性、セキュリティなど、戦略上必要な品質特性で評価)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ必要なApp品質を実現できていないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どの機能・設計・アーキテクチャ・運用を変えれば品質を高められるのか?
原因目標(量) アプリケーション品質改善数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 問題把握 → 原因分析 → 改善設計 → 開発 → テスト → リリース → 評価の仮説検証サイクルの回転率を下げる制約は何か

情報資本目標(Data)

データの品質

戦略目標・項目 データの品質
因果関係(→ 上位目標) → 戦略目標・結果目標
結果目標(率) データ品質達成率(これは単一の「品質」ではなく、正確性、完全性、一貫性、適時性など、戦略上必要な品質特性で評価)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ必要なデータ品質を満たせないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 入力・マスタ管理・データモデル・連携・品質ルールの何を変えればよいか?
原因目標(量) データ品質改善数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 品質測定 → 問題検知 → 原因分析 → 改善 → 検証 → 標準化の仮説検証サイクルの回転率を下げる制約は何か

情報資本目標(IT)

ITの品質

戦略目標・項目 ITの品質
因果関係(→ 上位目標) → 戦略目標・結果目標
結果目標(率) IT品質達成率(これは単一の「品質」ではなく、可用性、性能、セキュリティ、復旧性など、戦略上必要な品質特性で評価)
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜ必要な可用性・性能・安全性を確保できないのか?
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どの構成・運用・監視・冗長化を変えれば改善できるのか?
原因目標(量) IT品質改善数
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 監視 → 問題検知 → 原因分析 → 改善 → テスト → 適用 → 評価の仮説検証サイクルの回転率を下げる制約は何か

組織資本目標

メンバーやパートナーの関与度(エンゲージメント)

戦略目標・項目 メンバーやパートナーの関与度(エンゲージメント)
因果関係(→ 上位目標) → 戦略目標・結果、人的資本目標・結果、情報資本目標・結果
結果目標(率) メンバー・パートナーのエンゲージメント率/エンゲージメントスコア
仮説制約(戦略・戦術上の制約):原因仮説 なぜメンバーやパートナーが十分に関与しないのか?例えば「目的への共感が弱い」「心理的安全性が低い」「貢献が認められない」など
仮説制約(戦略・戦術上の制約):解決仮説 どのような文化・制度・コミュニケーション・マネジメントなら関与度が高まるのか?
原因目標(量) 企業文化醸成活動実行数(対話、1on1、理念共有、ナレッジ共有、表彰、振り返りなど)
プロセス制約(流れ阻害 × 従属性 × 歪み) 状態把握 → 課題発見 → 施策設計 → 実施 → フィードバック → 学習の仮説検証サイクルの回転率を下げる制約は何か

表記の修正について

  • 製品品質格改善数 → 製品品質改善数
  • こは単一 → これは単一(App・Data・IT)
  • 情報資本目標(IT)の「データ品質改善数」→「IT品質改善数」(文脈から誤記と判断)
  • x → ×、StrategicGoalの閉じ括弧を統一

-ビジネス

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